(台北中央社)来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシックの予選2日目が22日、台北市の台北ドームで行われ、台湾は南アフリカを9-1で下して1勝1敗となった。23日日中の試合までの勝敗と失点率により、台湾は25日に行われる2位決定戦を戦うことが決まった。
21日にスペインに5-12で敗れた台湾。22日の試合では14安打と打線が爆発した。六回表には宋晟睿(中信ブラザーズ)がランニングホームランを放った他、九回表には李宗賢(富邦ガーディアンズ)が2ランホームランを決めた。
台湾、スペイン、南アフリカ、ニカラグアが2枠の本戦出場枠を懸けて戦っているが、南アフリカは23日にスペインに負け、敗退が決まった。台湾は同日夜、2勝0敗のニカラグアと対戦するが、スペイン戦での大量失点が響き、勝敗に関わらず25日に2位と3位のチームが最終枠を争う試合に出場することが確実となっている。
ニカラグア戦は午後7時(台湾時間)プレーボール予定。代表メンバー最年少のヤクルト・高橋翔聖(台湾名:徐翔聖、19)が先発登板する。
(編集:田中宏樹)