北部・新北市政府教育局は21日、大分県教育委員会と教育覚書を締結した。新北市政府は、生徒や教職員らの相互訪問やオンライン学習などに取り組む方針で、台日の友好関係を深め、教育交流の新たな節目になるとしている。
覚書は教育局の張明文局長と大分県教育委員会の山田雅文教育長が調印した。締結の橋渡しをした監察院の范巽緑委員は、国際的な教育協力は異文化理解を促進するだけでなく、視野を広げ、競争力などを強化できると語り、教育や文化、産官学での協力のさらなる深化と国境を越えた学習ネットワークの構築に期待を寄せた。
山田教育長は、大分県と台湾の文化に似ている部分が多いとした上で、貴重な学習と交流の機会として分野横断型の学びの架け橋を築きたいと話した。