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観光署雲嘉南管理処、鹿児島県出水市と覚書締結 エコツーリズムなどで協力へ/台湾

2025/02/20 13:45
覚書締結を喜ぶ(左から)雲嘉南管理処の徐振能処長、観光署の林信任副署長、出水市の椎木伸一市長=2025年2月19日、台北市
覚書締結を喜ぶ(左から)雲嘉南管理処の徐振能処長、観光署の林信任副署長、出水市の椎木伸一市長=2025年2月19日、台北市

(台北中央社)中部・雲林県や南部・嘉義県、台南市の沿岸部にある景勝地などを管理する観光署(観光庁)雲嘉南浜海国家風景区管理処(雲嘉南管理処)は19日、鹿児島県出水市とエコツーリズム、観光活動、産業振興に関する協力覚書を締結した。AI(人工知能)を使った鳥類識別システムを導入する他、共同で観光PRを図る。

観光署の林信任副署長は台湾の観光産業について、2015年に訪台外国人旅行客が延べ1000万人に達して以降、サステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)を目指していると説明。環境保護を基盤に、さらに発展させたいと意気込み、バードウオッチングは良い交流の一つだとアピールした。

また台湾ではバードウオッチングに加え、サイクリングを通じて地元の人との触れ合いも楽しめるとし、交流が一層深まることに期待を示した。

出水市の椎木伸一市長は、協力で台湾の旅行者に出水の魅力をさらに理解してほしいと強調。今年3月には市内で雲嘉南エリアの魅力をテーマにした写真展を行うとし、台湾旅行の促進を図るとした。

雲嘉南管理処の徐振能処長は、雲嘉南エリアにはクロツラヘラサギ、出水にはツルが多く飛来することに触れ、生態系保護とエコツーリズムを推進する価値があると語った。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)

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