南部・嘉義県の景勝地、阿里山では4月から5月にかけてがホタルの観賞シーズンとされる。嘉義県政府は11日、関連イベントの記者会見を開き、阿里山への来訪を呼びかけた。
翁章梁(おうしょうりょう)県長は、台湾に生息するホタル60種類のうち、嘉義では40種類が見られると生態系の豊かさを強調。阿里山林業鉄路の奮起湖駅や水社寮駅、梨園寮駅では鉄道がホタルに包まれるような光景が見られるとし、高山コーヒーや高山茶を味わう価値があるなどとアピールした。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)