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澎湖漁業生物研究センター、シラヒゲウニの稚ウニ5000粒放流 海の豊かさ守る

2023/11/24 12:49
澎湖漁業生物研究センター提供
澎湖漁業生物研究センター提供

離島・澎湖にある澎湖漁業生物研究センターは23日、県の馬公鎖港海域で大柄なウニ類の1種、シラヒゲウニの稚ウニ約5000個を放流した。シラヒゲウニの資源拡大につながればとしている。

シラヒゲウニはサンゴ礁に多く生息する草食動物。主にわかめなどの海藻類を餌にして育つ。台湾の北東や南部の海域、離島・澎湖、小琉球などの海岸ではよく見られるが、乱獲などにより、近年、生産量の減少が続いている。

同センターによれば、この日放流されたのは同センターが育てた直径1センチのもの。関連の作業は水深約3メートルの海域で行われ、周辺にはすでにウニの成体が見られるという。

ウニ類の漁獲量減少を受け、同県政府は今年、シラヒゲウニに関する採捕時期を改正し、毎年7月1日から同8月31日までの2カ月間を採捕禁止期間と定めた。

(編集:荘麗玲)

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