台北市でメトロ(MRT)の建設を担当する台北市政府捷運工程局は3日、延伸工事が行われている環状線で今後導入する予定の新型車両のデザインを公開した。先頭車両の前面には後退角を付けてスピード感を表現し、29編成を購入するとしている。
環状線は2020年に第1期区間15.4キロが開業。現在は約20.66キロの区間で延伸工事が進められている。同局によると、工事の進捗(しんちょく)率は29.2%。
新型車両は現行車両と比べ車窓を大きくする他、側面に行先表示器を搭載。車内にはドア上部にLCDディスプレー、車両端部に荷物置きスペースを設置するとしている。