2022年6月以降、中国が輸入を禁止した台湾産ハタが、行政院(内閣)の取り組みにより、台湾の学校給食で食材として使用されている。中部・雲林県政府教育処によると、県内では昨年末に初めて提供されて以降、5万人を超える小中学校の児童や生徒、教職員らがすでに2回、ハタを味わっているという。
同処体育保健科の頼信喜科長は中央社の取材に、多くは蒸し魚にして食べている他、みそ汁やハマグリスープの具材にしたり、揚げたり、照り焼きにしていると語った。
近いうちに3回目の提供があるとし、今年5月末までに4回ハタを食べる機会があると述べた。
樟湖小中学校の陳清圳校長は、トウチ(豆鼓)を入れて調理したところ、生臭くなくておいしいと好評で、余らなかったとし、受け入れられていると手応えを語った。