観光地として知られる北部・新北市九份で「九份赤ちょうちん祭り」(九份紅灯籠祭)が開かれている。新北市政府観光旅遊局によれば、九份などで撮影された台湾映画「悲情城市」のデジタル修復版が公開された効果もあり、国内外の観光客は祭りの開幕前に比べ、5割以上増加した。特に、夜間の来訪者が目立って増えているという。
ちょうちん祭りは先月24日に始まった。五番坑公園や金山岩などに写真撮影スポットを設置した他、期間中の週末には無料のガイドツアーを開催するなどして盛り上げを図っている。
イベントは26日まで。
(黄旭昇/編集:名切千絵)