台湾では26日に統一地方選挙の投開票が行われる。台湾海峡に浮かぶ澎湖県では県長に立候補した与党・民進党の陳光復氏が離島での選挙活動のため、選挙カーならぬ選挙船を仕立て上げ、有権者に投票を呼びかけている。
同県では再選を狙う現職で野党・国民党の頼峰偉県長ら3人が立候補。頼氏は23日、県職員らに公開状を送り、待遇の改善に努めていることをアピールした。陳氏は漁業関係者の福利厚生向上を訴えている他、無所属の葉竹林氏は新たなごみ焼却施設や橋の建設する考えを示し、三つどもえの様相を呈している。
(写真:陳光復選挙対策本部提供/編集:齊藤啓介)