北部・台北市の政治大学で18日、2年ぶりに対面式の留学フェアが開かれた。25カ国65校が出展し、海外からの留学生ら40人などが会場を訪れた学生の質問に答えるなどした。
同大国際合作処によると、以前は毎年800人以上の学生が交換留学生として出国。昨年は新型コロナウイルスの影響で300人あまりに減少したものの、最近になり、留学の申請件数が増加しているという。
2017~22年の統計によれば、人気の交換留学先は1位が日本で332人。2位がフランスの280人、ドイツと韓国の各243人がそれに続いた。
同処の湯京平教授は、フェアを通じて多くの情報を収集し、今までは比較的人気のなかった国への留学を考えてもらい、勇気をもって違った文化を体験してもらいたいと語った。
中文学科の陳文綺さんは、留学費用が他の欧米国家と比べて安いことを理由にドイツの大学への交換を考えていると話した。