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雲林県に残る日本時代の建物、点灯開始 夜間景観の形成に寄与

2022/07/30 17:44
夜間点灯された雲林県の招待所「涌翠閣」=虎尾鎮公所提供
夜間点灯された雲林県の招待所「涌翠閣」=虎尾鎮公所提供

日本統治時代から残る中部・雲林県虎尾鎮の建造物2カ所で28日、夜間ライトアップが始まった。虎尾鎮公所(役所)は日中と異なる風情を見せることで観光振興につながればと期待している。

ライトアップされたのは1929(昭和4)年に建てられた八角形の給水塔と1939(昭和14)年、当時の台南州虎尾郡役所が貴賓や要人をもてなすために建設した招待所「涌翠閣」。

丁学忠虎尾鎮長は2ヵ所とも歴史・文化・芸術的価値を有すると指摘。このうち、高さ50.5メートルに達する給水塔は当時虎尾では最高層建築の1つに数えられたとした。

涌翠閣は書院造の建物。2010年に雲林県の古跡に登録され、今は「美術展示と教育の場」として活用されている。

(姜宜菁/編集:荘麗玲)

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