シンガポールで20日、台湾観光をPRする車体広告を掲載した路線バスが運行を開始した。車体上部には気球型ランタンの天灯、後部には観光局のマスコットキャラクター・オーションの立体的な飾りが取り付けられている。
梁国新駐シンガポール代表(大使に相当)によると、新型コロナウイルス流行前には、台湾とシンガポールの間で年間約100万人の往来があったという。
広告のテーマは「Hello Taiwan. See you Soon」(こんにちは、台湾 また会いましょう)で、超高層ビルの台北101や阿里山鉄道、台湾グルメなどの写真を掲示。台湾旅行の楽しさを思い出してもらいたいとしている。
屋根の天灯は夜間に光る仕掛けになっている。交通部(交通省)観光局の関係者によれば、広告はバス6台に施され、12週間運行される。また地下鉄ドビー・ゴート駅にも少なくとも4週間にわたって大型広告が掲載されるという。