チャイナエアライン(中華航空)は27日、機内で食事や飲み物、免税品の提供に使われていたミールカートの販売を開始した。いずれも15年以上活躍したもので、限定30台。
同社によると、ジャンボジェットのボーイング747-400型機やエアバスA330-300型機などに搭載されて世界中を飛びながら、台湾の牛肉麺、日本のたこ焼き、ベトナムのフォーなど世界中の特色ある料理を運び「グルメの外交官を勤めた」という。
長さ81.5センチ、幅30センチ、高さ103センチ。エコノミークラスの食事は42人分が収納可能。8つの引き出しも付属している。値段は3万台湾元(約13万円)。宅配はできず、購入後は北部・桃園市にある本部に取りに行く必要がある。