(台北中央社)村の小さな病院にやって来た女性外科医を主人公にしたドラマ「村裡来了個暴走女外科」が7日から、公共テレビ(公視)で放送される。医師の劉宗瑀さんの同名小説をドラマ化した。プレミア上映イベントが5日、台北市内で開かれ、劉さんは第一線にいる医療従事者に対して思いやりの心を持つよう呼び掛けた。
同作は、女性外科医が村の病院で、自身の特殊技能と処世術を生かし、村の奇妙な医療状況を変えていく―という医療コメディー。ジャネル・ツァイ(蔡淑臻)が外科医を演じる。
コメディーではあるものの、地方医療の人材不足や医師と患者間の緊張した関係など、医療従事者が実際に直面するリアルな状況が描かれる。
ジャネルは、撮影には100人に上る医療顧問が参加し、リアリティーを追求したことをアピール。助言をくれた作者の劉さんに感謝した。