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台湾最北端の灯台、早めの点灯実施 「光る灯台と灯台に沈む夕日を同時に撮りたい」声に応え

2022/04/12 17:29
交通部航港局提供
交通部航港局提供

台湾本島最北端に位置する灯台「富貴角」の点灯時間が従来より早くなり、午後6時に始まることが分かった。灯台に沈む夕日と光る灯台を一緒に撮りたいとの写真愛好家の声に応えての措置だ。交通部(交通省)航港局が12日発表した。実施は来月19日まで。

富貴角灯台は、日本人が日台間の海底ケーブル敷設や航路設備建設を目的に台湾に建造した最初の灯台。当初は八角形の鉄造建築だったが、第2次世界大戦中に破壊され、1962年にコンクリート造灯台として再建された。

同局によれば、灯台の点灯と消灯時間は中央気象局が発表した日の出と日没時刻表に基づくもの。普段なら4月から5月までの点灯開始は午後6時20分~同30分から。

同局は、太陽が沈む角度により、夕日と灯台、撮影者の位置が一直線になる風景を捉えるのは1年のうちわずか20日余りしかないと指摘。ぜひ期間限定の”ダイヤモンド富貴角灯台”を見に来てほしいと来訪を促している。

(編集:荘麗玲)

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