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変わりつつある清明節の墓参り、環境に優しい自然葬の時代へ

2022/04/05 13:23
自然葬の散骨エリアに数々の花束
自然葬の散骨エリアに数々の花束

5日は日本のお彼岸に当たる「清明節」。先祖の墓参りをする日であるため、この日が近づくと、墓地を訪れて墓の掃除を行う人々の姿がよく見られる。

ただ、政府の長年の取り組みもあり、台湾では現在、土葬より環境に優しい自然葬である海洋葬や樹木葬などを希望する人の増加が目立ち、従来の「墓」という形式に頼らなくなりつつある。

台湾は土地が狭い割に人口密度が高く、伝統的な土葬は土地の不足を招く他、環境衛生などの問題も引き起こす。そのため内政部(内務省)は2001年から自然葬の推進に力を入れてきた。

同部の統計によれば、自然葬の実施件数は2018年に初めて1万件を上回り、1万941件だったが、昨年12月末時点では約10倍に当たる10万件以上に増えていた。

(編集:荘麗玲)

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