南部・高雄市の文化施設、衛武営国家芸術文化センターの北側広場に6階相当の高さがある巨大な虎型のオブジェが登場している。「愛虎」と名付けられており、「指ハート」ポーズで行き来する人々の健康や幸せを祈っているという。
高雄市では現在、台湾ランタンフェスティバルが開催されており、衛武営はその主会場の一つ。ここには「愛虎親子特区」が設けられているほか、子ども向け演劇を専門に上演する「紙風車劇団」もここで金運の神「財神爺」を迎える踊りを披露していたため、旧正月(春節)の大型連休中、多くの家族連れでにぎわいを見せた。
紙風車文教基金会の張敏宜執行長は、旧正月の期間中、人々を喜ばせることができて劇団としても幸せを感じていると話す。28日までの毎週末、同劇団によるパフォーマンスを楽しむことができる。