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南島語族のミュージシャン、「海洋汚染問題を正視せよ」

2022/01/04 14:31
写真=小島大歌工作室提供
写真=小島大歌工作室提供

日増しに深刻化する海の汚染問題に対する人々の関心を呼び起こそうと、オーストロネシア語族のミュージシャン15人によるオムニバス・アルバム「Our Island」が昨年末リリースされた。自然と人間はどうあるべきかを探るこのアルバム。「海洋のための声」をテーマにしたオリジナル曲全12曲が収録されている。

収録曲には昨年、台湾の音楽賞「金曲奨」で原住民(先住民)語アルバム賞を受賞した「漂流出口」のボーカル、Putadが手掛けた曲も含まれている。Putadは太平洋に面する東部・花蓮に主に居住するアミ族の出身。「海が似合う女性」と自称している。

「小さい頃はよく海岸で泳いでいた。海の底に多くのサンゴや魚が生息していると覚えている。しかし今、目に入るのは白化や破壊が進んでいるサンゴや廃棄物ばかり」と嘆くPutad。「きれいな海が失われつつある。」その悲しみを音楽で表現してみたと振り返った。

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