(高雄中央社)旧暦5月5日の端午節(端午の節句、今年は5月31日)に伴う連休となった5月30日から6月1日にかけ、各地でドラゴンボートのイベントが開かれた。南部・高雄市の愛河で行われた「高雄端午フェスティバル・ドラゴンボート大会」には、現地在住の日本人が参加する「日台KIZUNA隊」が国際親善レース連覇を懸けて出場した。
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会高雄事務所によれば、日台KIZUNA隊は同事務所と高雄日本人会、高雄日本人学校による合同チーム。同事務所の奥正史所長も漕ぎ手を務めた。昨年は国際親善レースで2レースに出場し、いずれも1位でゴールしていた。
同市運動発展局によれば、大会には各部門合わせて3500人以上が参加した。1日午後に行われた国際親善レースには、日台KIZUNA隊の他に米国やタイ、フィリピン、インドの在台湾窓口機関や市議会チーム、市政府チームなどが出場した。日台KIZUNA隊は3レースに出艇したものの、いずれも1着ゴールはならなかった。
会場には、高雄市と協定を結ぶなどして交流がある熊本県や熊本市、青森県むつ市、北九州市からも来賓が訪れた。