(高雄中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)艦隊分署は1日、南部・高雄市内のふ頭に停泊した同署の国産巡視船「雲林艦」でコスプレの撮影イベントを開いた。8日の「国家海洋デー」PRを狙ったもので、コスプレーヤーやカメラ愛好家など70人以上が参加した。
同様のイベントを同分署が行うのは初めて。同分署は参加者が写真をシェアすることを通じ、さまざまな層に国家海洋デーを知ってもらい、海洋に対する関心を持ってもらえればと期待を寄せた。
同分署の報道資料によれば、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物に扮した参加者は、巡視船に入って圧倒されつつ安心感も感じたとし、海巡署員と共に船上に立つことで海を守る責任について知ることができたと語ったという。
国家海洋デーの8日には、高雄港第16、17ふ頭で午前に海上演習が、午後に雲林艦の開放がそれぞれ実施される。同分署は国産艦船について理解を深めてほしいとして来訪を呼びかけている。