(台北中央社)台湾で先月公開された宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」の興行収入が15日までに4000万台湾元(約1億7500万円)を突破した。19、20日には特別上映を開催し、公開初週に来場者特典として登場して話題を呼んだ台湾限定の「王蟲」(オーム)のポスターを再び配布する。
スタジオジブリ作品は台湾でも高い人気を誇るが、同作はこれまで劇場上映されておらず、先月6日に公開された。「王蟲」のポスターは台湾の有名グラフィックデザイナー、ジョー・ファン(方序中)さんがデザインを手掛けた。その美しさから注目を集め、手に入れようとするファンが続出。ポスターフレームまで品薄状態となるほどの現象を巻き起こした。
配給会社によれば、同ポスターは6万枚限定で刷られ、1枚1枚にシリアルナンバーが印刷されている。今回配布するのは映画館からの回収分から破損品を除いたものだという。同一上映回のチケットを2枚購入すると、ポスターを1枚もらえる。
特別上映は台湾全土の映画館で実施される。