北部の海岸の潮間帯などに猛毒を持つクラゲの「カツオノエボシ」が漂着していることが確認されている。生きていても死骸であっても毒は残るため、好奇心で触らないよう呼びかけられている。
透明のビニール袋のように見えるカツオノエボシ。触手に毒があり、触ると電気が走ったような激痛に襲われることから「電気クラゲ」とも呼ばれる。
交通部観光署(観光庁)北海岸・観音山国家風景区管理処が17日、フェイスブックを通じて北部の海岸にはこの頃、カツオノエボシが打ち上げられていることを明かした。関連の海岸の潮間帯や砂浜で透明の袋のようなものを見つけても、カツオノエボシである可能性があるとし、絶対に触らないよう注意を促した。
中央社の電話取材に応じた同処の呉建志副処長は、今のところ、わずか数匹しか見つかっていないことや、すでに巡回を強化したことなどを説明。過度な緊張は必要ないものの、警戒をしてほしいと語った。