(嘉義中央社)南部・嘉義県でホタルが飛び交う季節を迎えている。山間部では夜になると、あちこちでホタルが光る幻想的な光景が見られる。同県は県内各地に点在する複数の観賞スポットを紹介し、来訪を呼びかけている。
同県文化観光局が18日、報道資料で伝えた。同局は、4~6月はホタルの観賞に最適な時期だと説明。特に阿里山郷、梅山郷、竹崎郷、番路郷、中埔郷にある計23カ所を推奨するとしている。親子向け遊歩道や集落文化、鉄道風景、隠れた穴場スポットなどと結びつけたもので、ホタルの他に、同県の豊かな自然景観なども楽しめる。
翁章梁(おうしょうりょう)県長は、嘉義県で見られるホタルの種類は台湾全島で最多だと説明。このうち、40種類以上が阿里山一帯に生息しており、台湾で見られる品種数の半分を上回るとアピールした。