(澎湖、高雄中央社)16日正午ごろ、台湾海峡の離島・澎湖県の澎湖空港で、定例の飛行訓練を終えて着陸した国産戦闘機「経国号」(IDF)が、ブレーキシステムの故障により滑走路上で立ち往生した。このトラブルで滑走路が約3時間閉鎖され、民間機29便の運航に影響。延べ1179人の足が乱れた。
同空港は軍民共用。同空港によると、トラブルを起こしたIDFは着陸後に大きな音を立て、滑走路上に停止したという。けが人はいなかった。滑走路は午後3時18分に再開された。
インターネット上には、影響を受けたとみられる人の投稿が見られた。台北から澎湖に向かっていた乗客は、滑走路の閉鎖により南部・高雄空港に着陸することを機内アナウンスで告げられたとつづっていた。