(彰化中央社)内政部消防署(消防庁)は16日、日本の講師を招いた実務セミナーを中部・彰化県内で同県消防局と合同で開いた。参加者らは救急隊員への高度な教育訓練や、救急の現場でのAI(人工知能)活用などについて、日本での事例を学んだ。
救急振興財団救急救命九州研修所の佐藤敏行所長や北九州市消防局の森成司救急部長らが講師を務めた。
内政部消防署の蕭煥章(しょうかんしょう)署長は今回学んだ手法を台湾に取り入れ、技術を高めたいとした上で、AIを災害救助や救急の分野で実際に運用している様子を知れたのは非常に参考になったと述べた。また、台湾は国際協力や救助訓練の面で交流の余地があるため、皆で力を合わせて台湾のソフトパワーを世界にアピールできればと語った。