(ロンドン中央社)写真コンテスト「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2025」の受賞作品が16日、英ロンドンで発表され、ユース部門では最終選考通過者11人の中から台湾の呉典積さんが最優秀賞に選ばれた。呉さんは、プロとしての技術が認められただけでなく、自身が大好きな撮影に精進していけば、世界は扉を開けてくれることを教えてくれたと受賞の感想を述べた。
同アワードはソニーが支援するコンテストで、「プロフェッショナル」、「一般公募」、「ユース」、「学生」の4部門で構成されている。ユース部門は19歳未満が対象となる。
写真を学んで7年の呉さんは今年16歳。撮影はすでに生活に欠かせない一部になっているという。今回は、海を背景にスケートボーダーが宙にジャンプした瞬間を捉えた一枚で最優秀賞に輝いた。受賞作について「静かな夕日の美しさと若いスケートボーダーから発せられた情熱と自由さを伝えたかった」と説明した。
呉さんの作品を含め、各部門の受賞作品は17日から5月5日までロンドンで展示されている。