(台北中央社)俳優のアーロン(炎亜綸)が主演する台湾ドラマ「「我願意」(The Amazing Grace of ∑)」の放送が29日から始まった。作中、カルト集団の教徒であるスーパースターを演じ、マネジャー役の女優、田中千絵と息の合った掛け合いを見せている。
同作はカルト集団を巡って操る人と操られる人の心理状態を描く。教祖役はヤオ・チュンヤオ(姚淳耀)。アーロンと共にW主演を果たした。
田中は当初、アーロンが気難しい人だったらどうしようかと悩み、不眠になったと話すが、実際は想像と全く違ったと笑った。仲を深めるために、互いの現場を訪れるなどし、作中と同じく、芸能人とマネジャーのような関係になったという。
アーロンは、田中との掛け合いでは毎回泣いたり、ののしったりして、ひどく泣いた時には互いに慰め合ったと振り返る。「撮影の後半には、田中の名前を聞いただけで涙が出るようになった」と話した。
またヤオ・チュンヤオに体を洗ってもらうシーンに挑戦したアーロンは、60歳を過ぎてから体験することかと思っていたと話し、「予習になった」とコメント。撮影時はあまりにもリアルだったため、今になって恥ずかしく思うようになったと照れた。