台湾の大学の野球部で奮闘する日本人3人がドラフトを経ての台湾プロ野球入りに意欲を示している。
台北市にある中国文化大学の外野手、豊島顕(長崎県・創成館高校出身)、金本航河(広島県・武田高校出身)、桃園市にある開南大学の投手、藤木琉悠(沖縄県・興南高校)の3人で、いずれも6月に卒業予定の4年生。
先月閉幕したUBL大学野球選手権大会では、豊島は1次リーグで打率3割5分2厘、金本は2次リーグで2割8分2厘をマーク。藤木は1次と2次リーグで計8試合に登板し4勝(2敗)を挙げた。
台湾プロ野球は2021年末、ドラフトのルールを改定し、条件付きで台湾の中学・高校・大学や社会人チームに在籍した外国人選手を新たに指名対象に加えた。