(ニューヨーク中央社)台湾プロ野球、台鋼ホークスの櫻井周斗投手が29日、楽天桃園野球場(北部・桃園市)での楽天モンキーズ戦に先発し、台湾プロでの2勝目を手にした。
日本ではDeNAや楽天でプレーした櫻井。2024年に楽天を戦力外となり、今季から台鋼ホークスに加わった。
櫻井は初回、先頭打者に四球を与えるも、このイニングを1失点でしのいだ。二回から2イニング連続で走者を背負いながらも要所を締め、四回まで無失点。五回には連打と適時打で1点を失ったが、大崩れせずにイニングを投げ切ってマウンドを降りた。
93球を投げ、5安打2奪三振3四球2失点の成績だった。
ホークス打線は二回に一挙3点を挙げた。五回には王博玄が内野安打と二盗、後続の呉念庭(元西武)の四球で好機をつくり、2死後に顔郁軒の適時打で4点目を奪った。さらに九回にも四球を足掛かりに呉とスティーブン・モヤ(元オリックス)の連打で加点。2死後には王柏融(元日本ハム)が二塁打を放って2点を加え、7―3で制した。