(台南中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは23日、敵地での台湾シリーズ第4戦で統一ライオンズを6-4で破り、対戦成績を3勝1敗として2年ぶりのシリーズ制覇に王手をかけた。
中信の先発、鄭凱文(元阪神)が5回1/3、4失点(自責点3)で白星を挙げ、統一の先発、郭俊麟(元西武)との投げ合いを制した。郭は4回3失点で勝ち負けがつかなかった。打っては4番・指名打者で出場した陳子豪が五回の勝ち越しソロなど2安打2打点をマークし、MVPに選ばれた。
中信の平野恵一監督が試合後、投打ともよくやったとした上で、この勢いが続けばと話した。
シリーズ第5戦が25日に中信の本拠地・台中インターコンチネンタル野球場で行われる。中信が優勝した場合、平野氏が日本人指揮官として1996年の統一・大石弥太郎氏以来28年ぶり4人目の台湾一監督となる。