(台北中央社)11月に台湾や日本などで開催が予定されている野球の国際大会「プレミア12」に出場する台湾代表のメンバーが7日、発表された。選ばれた28人のうち、ロッテでプレーしていた台湾プロ野球(CPBL)楽天モンキーズの陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手も含まれ、3大会連続の代表選出となった。
28人の内訳は投手14人、捕手3人、内野手7人、外野手4人。球団別ではCPBLが25人、残り3人は米マイナーに所属している。情報収集のため、先月に台湾を訪れた日本代表の井端弘和監督が気になる選手として日本のメディアに取り上げられた古林睿煬投手も代表入りしている。
プレミア12には世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の男子野球ランキング上位12チームが出場。1次ラウンドは2グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ上位2チームがスーパーラウンドに進む。台湾、日本、韓国、ドミニカ共和国、オーストラリア、キューバの6チームはグループBになっている。
グループBは11月13日、バンテリンドームナゴヤ(名古屋市)で日本対オーストラリア戦が行われ、それ以外の試合は同13~18日に台北市内の2球場で開催される。台湾は13日に韓国と、16日には日本とそれぞれ対戦する。
また、同大会に向けた強化試合として、台湾は11月2、3の両日、台北ドームでチェコとの2連戦に臨む。