(パリ中央社)パリ・パラリンピック第7日の3日(現地時間)、卓球男子シングルス(車いす5)の決勝が行われ、程銘志が銀メダルを獲得した。卓球女子シングルス(立位10)の準決勝では、東京パラリンピック銅メダリストの田暁雯が再び銅メダルに輝いた。
準備万端で挑んだ東京パラで表彰台を逃した今年45歳の程。これまでの3年間はコーチの林佳蓉氏と共に休みなく練習を重ね、準々決勝で中国選手、準決勝でセルビア選手にそれぞれ快勝した。だが決勝ではノルウェー選手に逆転を許した。
林氏は試合後、残念だが全力を尽くしたと心境を吐露した。程は、これまで自身を支えてきた林氏や家族に感謝の言葉を述べた。
また準決勝でポーランドの選手と対戦した田は、5ゲーム中の後半3ゲームで自身の持つ実力を発揮できたとしながらも2-3で敗退。「試合を楽しむことができた。多くの心残りはない」と語った。
(編集:齊藤啓介)