(台北中央社)台湾プロ野球の統一ライオンズは25日、本拠地・台南市立野球場(南部・台南市)で楽天モンキーズを11―4で下し、前期優勝を決めた。今月上旬からの5連敗を乗り越え、通算17回目となる半期優勝を手にした。
先月28日降雨により継続試合となっていたもので、二回裏から再開した。統一はローガン・オンドルセク投手(元ヤクルト)が登板した三回表に1点の先制を許すも四回裏に2点、五回裏には一挙に6点を奪い楽天を引き離した。オンドルセクは六回まで投げ、その後2人の投手がリレーをつなぎ、リードを守り切った。
統一は今季、開幕26試合で20勝到達という好スタートを切り、5月末には前期優勝マジック15を点灯させたものの、今月9日から15日までには4チームを相手に5連敗を喫した。林岳平監督は試合後、今月初めはあまり順調ではなかったとした上で、「それでも全員が連敗を耐えて乗り切り、台南で4連勝を決め、みんなで(チームカラーの)オレンジ色のテープを投げることができた」と語った。