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清原果耶「またぜひ台湾で撮影したい」 日台合作映画「青春18×2」

2024/03/20 11:33
日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」に主演したシュー・グァンハン(右)と清原果耶(翻滾吧男孩電影提供)
日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」に主演したシュー・グァンハン(右)と清原果耶(翻滾吧男孩電影提供)

(台北中央社)日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」に主演した台湾の俳優シュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)と清原果耶が14日、台北市内で台湾メディアの合同取材会に出席した。今作で初めて台湾での撮影を経験した清原は、台湾のスタッフの「高いクオリティーのものを撮影し続ける」という一致団結感に「すごく胸を打たれた」と明かし、「またぜひ台湾で撮影したい」と意欲を示した。

台湾で話題を呼んだ紀行エッセー「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作としたラブストーリー。南部・台南出身の36歳のジミーが、18歳の時に恋をした日本人女性アミとの記憶をたどって日本を一人で旅するという物語が描かれる。グァンハンがジミー役を、清原がアミ役を演じた。監督・脚本は藤井道人。原作の物語に感銘を受けた俳優のチャン・チェン(張震)が映画化を企画し、エグゼクティブプロデューサーを務めた。

この日の合同取材では、台湾メディアの記者の一人が清原とグァンハンのために「清原」というブランドのドリンクを用意。「果耶」の名前にちなみ、清原にはナタデココ(中国語で「椰果」)入りのドリンクがプレゼントされた。この説明を聞くと清原は「えっ」と目を丸くし、カップを手に「やったー。謝謝(ありがとう)ー。うれしい」とはずんだ声で喜びを表現し、かわいらしい満面の笑みを浮かべた。グァンハンはドリンクを一口飲むと日本語で「うん、おいしい」とつぶやいていた。

前日には台北市内で行われたプレミアイベントに出席した清原。台湾での舞台あいさつは初めての経験で「全部が新鮮」だったといい、「皆さんが楽しみな顔をしてくださっていたのがうれしかった」と話した。SNSに投稿された映画の感想もよくチェックしているという清原は、プレミアイベントの動画をファンの人が上げてくれているのを目にし「すごくうれしかった」とネットの反応を楽しみにしている一面をのぞかせた。

清原は同作の撮影で南部・台南に滞在した。台南は街並みが「すごく素敵」で、日本にはない華やかさを持つ廟が印象的だったと振り返った。暑さについて聞かれると「暑かったね」としみじみと振り返りつつ、「暑かったけど、楽しさの方が上回って何も気にならなかった」と台湾での撮影の充実ぶりをうかがわせた。

前日の記者会見でも2人で小声で会話をしていた清原とグァンハン。会話の言語について質問されると清原は、自身も撮影期間中は地道に頑張って中国語を覚えようとしていたものの、グァンハンの日本語を覚えるスピードが追いつけないくらい速いため「グァンハンさんに甘えて日本語多めでしゃべってます」と照れつつ明かした。

雪の中での撮影を経験したグァンハンは、一面が真っ白に染まった風景を生まれて初めて目にし、息をのむような感覚を覚えたと語り、山の緑と湖のエメラルドのコントラストがとても美しく、「詩的な絵画みたいだった」と形容した。

日本では5月3日公開。台湾では公開中。

(名切千絵)

影片來源:牽猴子電影粉絲俱樂部
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