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清原果耶が台湾で映画「青春18×2」PR 相手役のシュー・グァンハンは「温かい存在」

2024/03/13 18:47
日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」のPR記者会見に臨む(左から)シュー・グァンハン、チャン・チェン、藤井道人監督、清原果耶
日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」のPR記者会見に臨む(左から)シュー・グァンハン、チャン・チェン、藤井道人監督、清原果耶

(台北中央社)日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」が台湾で14日に公開されるのを前に、記者会見が13日、台北市内で行われ、主演のシュー・グァンハン(許光漢、グレッグ・ハン)や清原果耶、藤井道人監督、エグゼクティブ・プロデューサーのチャン・チェン(張震)が出席した。清原は相手役を務めたグァンハンについて「本当に優しい、紳士的」と称賛し、あいさつを交わすだけで「頑張ろう」と思えるような「温かい存在だった」と話した。

台湾で話題を呼んだ紀行エッセー「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作としたラブストーリー。日本と台湾、18年の歳月、国境と時を超えて、初恋の記憶をたどる旅を描く。原作の物語に感銘を受けたチャン・チェンが映画化を企画した。

清原は中国語で「大家好」(皆さんこんにちは)とあいさつ。会場の取材陣からは大きな歓声が上がった。今作では台湾で撮影を行った清原。撮影中、最も新鮮だったことを聞かれると、台湾のいろいろな場所で撮影したことに触れ、「土地の雰囲気だったり、その土地で出会う人たちみんなに助けられて撮影できた」と振り返った。

また、撮影地の南部・台南の食事は味付けが甘めなことから、司会者から「口に合いましたか」と聞かれると、「甘党、甘い物が好きなので、台南のご飯がすごくおいしくて、毎日毎日ご飯のことを考えて撮影を頑張っていました」と笑った。

グァンハンは初の日台合作プロジェクト参加について、最初に話を聞いた時は「とてもチャレンジング」だと感じたと明かした上で、以前から藤井監督や清原に注目していたとし、「この挑戦をしっかり受けて、きちんと成し遂げようと思った」と話した。

台湾人の祖父を持つという藤井監督は、20代で台湾留学をしていた際に好きな映画会社に営業をかけていた縁で今回のプロジェクトで声をかけられたと明かし、祖父が育った町で映画を撮れることは自身にとって「すごく特別なこと」で、日本と台湾の合作プロジェクトが今後も多く生まれるよう願った。

同作でグァンハンは18歳と36歳の役を演じている。グァンハンを起用した理由について藤井監督は、18歳の役と36歳の役を同じ人物に演じてほしいと考えており、「それができる台湾で最高の役者は誰か」と聞いたところ、ほぼ全員からグァンハンの声が上がったと紹介。実際に会ってみたところ「すごくシャイで素敵な男の子」だったため、その日中に出演を打診したと明かした。

日本では5月3日公開。

(名切千絵)

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