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脱毛による白いサル出現、皮膚病の疑い 台東県政府「近づかないで」

2025/11/07 12:48
脱毛してしまった「白いサル」=林宜蓁さん提供
脱毛してしまった「白いサル」=林宜蓁さん提供

東部・台東県東河郷の古い橋、旧東河橋では野生のサルの群れがよく出没している。数日前、複数の「白いサル」が目撃されたが、皮膚病感染で毛が抜けたのではないかと見られ、県は実地調査を行う方針を示すとともに、周辺には近づかないよう呼びかけている。

「白いサル」を見かけたのは、サルの群れを観賞するために旧東河橋を訪れたという行楽客の林さん。林さんは5日、中央社の取材に対し、数日前、遊びに行った際、ガジュマルの木の上で採食している二つのサルの群れを見かけたため、携帯で写真を撮ったと説明。画面には珍しい「白いサル」が写っていることから、「ラッキーだ」と感じたという。

だが、家に帰って写真を拡大して見たところ、サルが白く見えたのは毛が抜けてしまったためだと気づき、皮膚病なのではないかと思うようになった。一つの群れには5匹以上の白いサルを見たため、他の群れにもまん延してしまわないかと林さんは心配した。

サルの脱毛問題を巡っては、サルの生息地として知られる南部・高雄市の寿山でも発生したことがある。寿山国家自然公園管理処が外部に研究を委託した結果、サルの密度が高過ぎてストレスが生じたことが原因だったとされている。

(盧太城/編集:荘麗玲)

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