(台北中央社)台湾の格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾(台湾虎航)は8日、臨時の取締役会を開き、2017年から約3年間同社の商務長を務めた黄世恵氏を董事長(会長)に選任した。英語と日本語に精通し、格安航空会社の運営ノウハウに熟知しているとされ、同社初の女性董事長となる。
同社によると、黄氏は日本の東海大学で国際関係を学び、オーストラリアのグリフィス大学で修士号を取得。02年にチャイナエアライン(中華航空)に入社し、後に高雄支社の総経理(社長)を務めた。今後はさらなる業績の向上を目指す。
同社は昨年、運航開始10周年を迎え、台湾証券取引所ではスタートアップ企業向けの台湾イノベーションボードからメインボードへの移行を果たしている。