(台北中央社)台湾の格安航空会社、タイガーエア台湾(台湾虎航)は15日、メディアとの懇談会で、昨年4月以降、同社便で台湾を訪れる日本人乗客が35%増加したと明らかにした。また今後鳥取や帯広(北海道)、大分、神戸(兵庫県)などへの就航を検討しているとした。
同社は昨年3月、俳優の内田理央さんを日本市場のアンバサダーに起用した。陳漢銘董事長(会長)は、非常に正しいことだったと強調。一部の日本線は日本人乗客の割合が5割に達し、岡山線は当初の週3便から週12便に増便したと語った。
同社によると、同社の日本人会員は2023年に1万8千人、24年に3万1千人それぞれ増加し、現在は日本人会員が10万人を超えたという。
許致遠最高商務責任者(CCO)は、今年はベトナム・ニャチャン、ダラット、ホーチミン、マレーシア・クアラルンプール、ペナンなどに就航するとした他、タイ・バンコクやチェンマイなどへの運航を再開すると語った。