(嘉義中央社)南部・嘉義県の翁章梁(おうしょうりょう)県長は23日、山口県防府市のスーパー、アルク防府店を訪問し、嘉義県産パイナップルやパイナップルケーキを来店客にPRした。翁氏が山口のスーパーでトップセールスを行うのは3年連続。嘉義県の報道資料によれば、一切れ試食してからさらにおかわりする子どももおり、「おいしい」と話していたという。
山口県内を中心にアルクやマルキュウなど複数のスーパーを運営する丸久は、2023年から嘉義県産パイナップル「蜜甘味」を販売している。嘉義県産パイナップルケーキの取り扱いは初めて。
翁氏は、嘉義県の気候や土地はパイナップルの成長に最適だとした上で、植え付けから消費者の口に入るまでには1年半ほどかかり、手間暇がかかっていると紹介。県産パイナップルは繊維が細く芯まで食べられ、酸味や甘みのバランスがちょうどいいため、日本の人々に必ずや気に入ってもらえるはずだと語った。
トップセールスには丸久の田中康男社長や池田豊防府市長、嘉義県の生産者団体「嘉義県打猫果菜生産合作社」の関係者なども立ち会った。