(台東中央社)東京の誠品生活日本橋で28日、東部・台東県の菓子店「欧巴螞」が手掛けたバンレイシやローゼルを使った菓子の販売が始まった。これに合わせて台東県政府国際発展・計画処の関係者が訪日し、おいしさをPRした。
販売が始まったのはバンレイシを使った「金釈迦」とローゼルを取り入れた「美人焼」。いずれも日本の食品基準を満たし、台東らしさを残しながらも、日本市場向けに風味やパッケージに改良を加えている。
国際発展・計画処の曹剣秋処長は、台東には多くの優秀な企業があり、商品は高品質で、独自の風味があるとアピール。紅ウーロン茶や赤キヌアを使った菓子や農産品なども日本の消費者から好評だとし、日本はポテンシャルのある市場だとの認識を示した。
またこれまでにも食品関連の見本市や旅行博などに出展し、積極的に県産品のPRを行ってきたことに触れ、より多くの日本の人々に台東の商品を知ってもらいたいと語った。