(台北中央社)世界から新たな発明品などを集めた展示会「世界天才会議」が18~19日、東京都内で開かれた。発明を後押しする台湾の団体、中華創新発明学会によれば、台湾は金27、銀8、銅4のメダルを獲得した他、特別賞5つを受賞し、国・地域別で総合1位に輝いた。
台北市内の小学校に通う陳思頴さん(小6)と陳紀蓉さん(小4)姉妹は、「猫に運動させる機能を備えた餌やり装置」で金メダルを受賞した。
装置は、猫が棒を20回引っかくと、入れ物の中にあらかじめ入れておいた餌が決まった量だけ落下するという仕組み。2人は、ペットの6割超が肥満であるという一部データから、猫に運動を促そうと、猫が爪を立てて物を捕まえる習性を利用して餌をあげるアイデアを思いついたという。
同学会によると、今大会には12カ国・地域から120余りの作品が寄せられた。台湾からは48作品を出展した。
同会議は発明家のドクター中松さんが議長を務め、今年で37回目を迎えた。