(嘉義中央社)南部・嘉義市を拠点に活動するアンサンブルグループ「嘉頌重奏団」がこのほど、日本の吹奏楽団「東京佼成ウインドオーケストラ」と共にレコーディングを行った。両団は嘉頌重奏団の音楽監督、楊元碩さんが作曲した作品を合同で演奏した。後日、アルバムに収録して発表する計画だという。
同市が14日、報道資料で伝えた。同団の鄭家麟団長はアルバムの制作に当たり、期待を込めて世界的に有名な東京佼成ウインドオーケストラにコラボレーションを申し出たとし、実際にオファーを受けてくれるとは思いも寄らなかったと語った。
都内で行われたレコーディングには黄敏恵(こうびんけい)市長も訪れ、東京佼成ウインドオーケストラ側に、同市で毎年行われている「嘉義市国際ブラスバンドフェスティバル」(嘉義市国際管楽節)への参加を呼びかけた。黄氏は11~14日に都内で開催された食品・飲料展示会「フーデックスジャパン」参加のために訪日していた。