(台北中央社)「ラブひな」などで知られる漫画家の赤松健さんが18日、台北市動漫企画人員職業工会(労働組合)の招待を受け、オンラインイベントに登壇した。台湾とは創作物に対する好みが特に共通しており、「驚いたり喜んだりしています」と語った。
イベントでは「表現の自由」をテーマに赤松さんと同会の理事長、狐面さんが対談。赤松さんが運営に関わる「マンガ図書館Z」の取り組みや海賊版対策などについて意見を交わした。
赤松さんは、台湾に自身のファンが多くいることについて、ある作品について異なる文化圏の人々が面白いと感じることは「すごいこと」だと指摘。ストーリーや絵柄に共通の好みを持つ者同士は価値観が共通しており、「必ず仲良くなれる」と話し、今後も創作物を通じた交流の深化に期待を寄せた。