(台北中央社)国家撮影文化センター台北館で、日本統治時代から戦後の1960年代にかけてモダン文化の影響を受けた時代に生きた台湾の女性たちにスポットを当てた特別展が行われている。
同センターによると、当時は台湾の現代化と欧米文化が交わる時代で、作品の中には撮影者の思想や自由への渇望が見え隠れするという。女性を被写体とした作品を通じて、当時の文化や生活、社会を紹介する。また作家を招き、一部作品について文字で創作をしてもらい、撮影と文学を対話させる試みが行われた。
21日の開幕に合わせて開かれた記者会見で、李永得(りえいとく)文化部長(文化相)は、今回の展示では当時の女性の様子がよく分かるとし、作品が捉えた人々のファッションセンスはわれわれの想像を超えるほどだと驚きを示した。
同展は5月1日まで。