台湾・花蓮のレストラン、先住民の伝統的な薫製料理を再現 懐かしの味提供

2022/01/14 12:15
台湾・花蓮のレストラン、先住民の伝統的な薫製料理を再現 懐かしの味提供
台湾・花蓮のレストラン、先住民の伝統的な薫製料理を再現 懐かしの味提供

(花蓮中央社)東部・花蓮県のレストランが、台湾原住民(先住民)族タロコ族の伝統的な薫製食材を使った料理を再現し、今では食べる機会が少なくなった懐かしい味を提供している。

レストランは、台湾鉄路新城駅近くにある「太魯閣入境随俗焼烤」。1年ほど前から、隣接する秀林郷出身のタロコ族、劉英妹さんが、夫の湯馬豪祐さんと切り盛りしている。

劉さんによると、2人は学校で料理を学んだことはなかったものの、食べることが好きで、記憶と舌を頼りに、伝統的な味を再現したという。提供される料理には調味料を過度に使わず、肉や野菜は、雑木を使って薫製にしている。

原住民の伝統的な食の理念は世界的なスローフードの概念と似ていると話す劉さん。その季節ならではの食材を、食べる分だけ収穫すると語る。前日に山に登って山菜を採り薫製にするため、少なくとも2日前に予約が必要だ。また食事は基本的に手づかみで食べるよう勧めている。

長年地元を離れていたタロコ族の人が薫製肉の焼き肉を食べ、懐かしい味を思い出して喜んだこともあるという。

劉さんは、現在スローフードと組み合わせた旅行プランを計画中だ。参加者を連れて食材のある場所を訪ね、タロコ族の文化を知ってもらいたいとしている。

(張祈/編集:齊藤啓介)

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