(台北中央社)国防部(国防省)は30日、同日午前6時までの24時間に、中国の軍用機延べ38機、軍艦延べ7隻、海警局の船延べ4隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。このうち軍用機延べ28機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」を越えたり、台湾の北部や南西の空域に進入したりした。
国防部は、国軍が軍用機や軍艦、沿岸部に配備するミサイルシステムで厳密に監視し対処したと説明した。
29日午前8時43分から30日午前3時50分までには台湾海峡周辺で主力・補助戦闘機や無人機延べ26機の活動を確認。うち中間線を越えたのは延べ18機で、一部は北部・基隆から約39カイリ(約72キロ)の地点まで近づいた。
(編集:齊藤啓介)