(嘉義中央社)空軍の戦闘機F16V(ブロック20)が11日、南部・嘉義県沖の台湾海峡に墜落した事故で、13日までに発生の瞬間を写したとみられる写真が見つかった。軍に提供され、鑑定が進められている。
写真は、渡り鳥を撮影するため現場近くの鰲鼓湿地に足を運んでいた市民によって写された。この市民が友人に伝えた話によると、低空飛行をしていたF16Vが、空中で何度も回転するのを繰り返したため、不思議に思ってカメラで追いかけたところ、墜落の瞬間をとらえたという。
軍や民間の捜索により、これまでに多数のF16Vの残骸や荷物などが見つかっているが、パイロットは依然見つかっていない。