戒厳令下の白色テロ時代に政治犯を収容した離島・緑島の「新生訓導処」を題材にした台湾ドラマ「星空下的黒潮島嶼」(BLACK TIDE ISLAND)が30日から、客家テレビなどで放送・配信される。孤島に閉じ込められた医師や農家、芸術家、学生、教師など職業の異なる人々がいかにして生き残ってきたかを描く。
プレミア上映会が20日、台北市内で行われ、主要キャストのウー・ニェンシュエン(呉念軒)やツァオ・ヨウニン(曹佑寧)、ワン・シーシェン(王識賢)、エリック・ホアン(黄少祺)らが出席した。
農家を演じたニェンシュエンは、撮影のために調理師の資格を取得したと明かし、以前はあやうく自宅のキッチンを燃やしてしまいそうになるほどの料理音痴だったと告白した。