文化部(文化省)が主催する2025年秋冬シーズンの「台北ファッションウィーク」(台北時装週)が台北市の台北松山文創園区で27日から30日まで開かれる。今年は消費者との対話の機会を増やし、一般消費者向けのショーやマーケット、ワークショップを開催する。文化部は、台湾のデザイナーやファッション産業における台湾の努力を知ってもらえればとしている。
18日に市内で記者会見が開かれた。今年のテーマは「From Life, For Life」(時尚・無尽)。文化部の王時思政務次長は同テーマについて、ファッションは個人の美学やイメージを表すだけでなく、地球市民の一員としての責任であり、ファッションの生産過程で資源の無駄遣いや地球の負担を減らせるよう望む思いを伝えていると紹介した。
期間中には台湾のデザイナーが手掛ける各ブランドのファッションショーや商談会、フォーラムなども開かれる。
記者会見には、27日の開幕ショーに参加する台湾のデザイナーやモデルも出席した。