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台湾初の国産潜水艦、1回目の潜航試験 台湾国際造船、工期の短さなどアピール

2026/01/29 18:23
国産潜水艦試作艦「海鯤」=2026年1月28日、中央社記者林巧璉撮影
国産潜水艦試作艦「海鯤」=2026年1月28日、中央社記者林巧璉撮影

(高雄中央社)台湾初の国産潜水艦試作艦「海鯤」の1回目となる潜航試験が29日、南部・高雄沖で行われた。建造を担う台湾国際造船(台船)は、工期やコストの面で他国に引けを取っていないとアピールしている。

海鯤はこの日、午前10時ごろに厳戒態勢の中で高雄港を出港した。甲板には20人近くの軍関係者が乗っていた。港には複数の軍事ファンらが集まり、「頑張れ」と書かれた横断幕などを持って見送った。

軍事専門家の紀東昀氏は報道陣に対し、この日の試験は水深10~20メートルの浅水域で、潜望鏡やシュノーケルを伸ばした状態で行うものだろうと説明。ソナーや動力システム、水中での速度や航行距離を測る計器などの試験を行うとの見方を示した。

また、艦上には多くの海軍上層部が乗っているはずだと話した。

台船は28日に発表した報道資料で、海鯤の設計や建造にかかる期間は他国の潜水艦新造と比べても長くなく、むしろ短い方だと言及。海鯤が起工から現在までわずか4年しか経過していないとする一方、フランスのスコルペヌ型や英国のアスチュート型、ドイツの212A型、214型など各国が自主開発した新型の原型艦は、新しい技術やシステムの導入を伴うことが多いため、起工から引き渡しまで通常で6~10年を要しているとした。

コスト面について、海鯤1隻の契約金額は人件費や資材費、台船の建造費を合わせて379億台湾元(約1895億円)余りだと説明。韓国の張保皐型(約784億元=約3920億円)やオーストラリアのコリンズ型(約561億元=約2955億円)、ドイツの214型(約959億元=約4795億円)などの建造費を示し、海鯤のコストは中間程度だとした。

(林巧璉、呉書緯/編集:田中宏樹)

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影片來源:中央社南部地方組
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